今だから読んでみよう!キャリコン《だいさん》が選ぶズキュンときたあの名マンガと名セリフ!!
名著というのは小説だけに与えられる言葉だと思ってはいませんか?マンガにも当然与えられる称号です!!前回に続く第2弾!!キャリコン《だいさん》の超個人視点によるものではありますが、心をズキュンと射貫かれた名マンガと名セリフをご紹介します。貴方の心にも届けば嬉しいです。待ち遠しい明日の為に。。。
心にズキュンとくることの大切さ
思い返せば小学校1年生~2年生の頃の先生の影響があるかもしれません。毎朝絵本や児童書の読み聞かせをしていただき、本そのものや物語の素晴らしさを体験させていただいたことも強く影響しているように思います。その後成長していく中で、父親が若かりし頃に読みふけった小説たちを父親の書棚から好みで選び、多感な自分も同じように読みふけっていました。
ある時こんな言葉に出会いました
『人は自分の知ったこと/経験したことでしか考えることができない生き物です』
あたり前のことではありますが、自分の中では何かとても腑に落ちるというか、そうだよな!と思えるものがあり、そこからはより加速していくように、様々なジャンルの小説やマンガ・映画・アニメ・音楽・・・と手を伸ばしていった経緯があります。
どんな作品にも、自分の心を一瞬でズキュンと射貫く名シーンが存在します。そんな名シーンを数多く経験することで、自分の価値観や、自分の経験がどんどん広がっていく感覚を手に入れることができます。そのような経験は心を豊かにし、幸福感や自己肯定感に繋がっていくと思います。
※ 経験と体験の違いも大切!! https://yoki-yoki.fun/2020/09/01/experience/
※ 前回の紹介 https://yoki-yoki.fun/2021/05/29/famous-scene/
キャリコン《だいさん》が厳選したマンガ&名セリフ5選!!

マンガ名:家裁の人
原作:毛利甚八 作画:魚戸おさむ
名セリフ:平凡に見えるものに、大きな気持ちがこもっていることが多いと
思いませんか?
家庭裁判所を舞台にしたヒューマンドラマ満載の名作マンガです。
植物を愛する型破りな裁判官と、その裁判官に翻弄されつつも人の心に真正面から向き合う
ことの大切さに気付かされ懸命に働く調査官たち。
そして何より、家庭裁判所を訪れる様々な悩みや問題を抱える人々、中でも少年や少女たちの
表層では計り知れない心の深い部分を、丁寧に紡いでいくストーリー。
『人と向き合うとはどうあるべきか』を考える素晴らしいマンガだと思います。
歳を重ねるにつけて、ドンドン意味が増していく忘れられない名セリフです。
ちなみにTVドラマにもなりました。個人的には片岡鶴太郎さんの桑畑判事が好きです。
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マンガ名:クローズ CROWS
作者:高橋ヒロシ
名セリフ:自分が『カッコわりィ』と思うことをオレはやらねー
不良少年マンガといえば!の代表格ではないでしょうか。
ケンカの腕自慢があつまる不良高校を舞台にした、拳を交えることで生まれる友情と青春の
中でもがく少年たちの葛藤を描く名作です。
このセリフは主人公が放つ、自分の生き方を示す一言です。群れや徒党を組み勢力を増して
いくことが正しいと考える不良少年の社会の中。周囲に流されて生きることで精いっぱいと
いうなかで一石を投じる一言。
こういう一言をサラッと自然に言える人間になりたいものですね。
ちなみに映画にもなり、多くのスピンオフも生まれています。
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マンガ名:days
作者:安田剛士
名セリフ:誰だって恥ずかしくない自分になりてぇんだ。
だから必死に努力すんだろ
数あるサッカーマンガの中でも、読み進んでいく中で温かい気持ちになり、青春の甘酸っぱさ
を感じながら、知らず知らずに涙が溢れてくる名作です。
いじめられっこで自信のない主人公が、偶然の出会いを通じてサッカーと出会います。しかし
それまで特別スポーツに慣れ親しんだわけでなく、サッカーに関しては素人。愚直に《走る》
努力を続けていく中で、成長していく姿を描き、その愚直な努力に周囲の反応も変わっていく
なかで、チームメイトが何気なく発する一言がこのセリフ。
誰だって自分にプライドをもっているんでよね。
サッカーのプレイや技よりも、人間関係にスポットを当てた素敵な作品です。
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マンガ名:からくりサーカス
作者:藤田和日郎
名セリフ:自分の持ち時間は決して、憎むことに使ってはいけないよ。
愛することに使うんだ。
これぞ少年マンガ!といえばの代表格ではないでしょうか。
ファンタジー要素あり!エンターテイメント要素あり!愛と感動あり!バトル要素あり!
サスペンス要素あり!と全てのワクワク要素が盛り込まれていつつも、決して大味ではなく
緻密に計算され描かれた素晴らしいマンガです。
全ての発端は200年前に遡る…という壮大なお話です。複数のエピソードで物語が紡がれて
徐々に一つに繋がっていく、謎が回収されていく気持ちよさもあります。このセリフは主人公
ヒロインに関係する人物が発する物語の重要な意味を成す一言。
この作者はこれも名作『うしおととら』を描いた偉大なマンガ家です。
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マンガ名:火ノ丸相撲
作者:川田
名セリフ:ワシの武器はなんじゃ!!もっと”心”を燃やせ!!”心”で勝た
ずにどこで勝つよ!!
相撲を題材にしたマンガは珍しい気がする中でアニメにもなった名作です。
弱小高校の相撲部に、少年相撲でその名を轟かせた主人公が入部したことから始まる、相撲
を通じた青春サクセスストーリーです。高校相撲部を経て、大相撲の世界に進んでいく2部
構成でもあり、迫力と臨場感ある相撲が描かれた名作です。
このセリフは主人公が相撲に向き合う中で発した名言。武道の世界には【心・技・体】という
言葉が存在しますが、正しくその中の”心”の大切さを示した言葉。心というのはどの世界でも
欠けてはならないことですよね。
アニメの主題歌を『Official髭男dism』が担当した名曲でしたね!!
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さいごに
いかがでしたでしょうか。
マンガを通じて生き方を学ぶことも多々あります。
出会ったマンガによって自分が形成されていくことも多分にあると感じます。
マンガは子どもが読む者や、マンガなんかよりも小説を読むべき!なんて思わずに、侮らず敬遠せずにぜひ少しでも興味や関心をもっていただけたら手に取って
読んでもらえたら嬉しいです。
